沖縄には奥武島という島がいくつかありますが、ここは沖縄本島南部にある奥武島。沖縄本島とは短い橋で結ばれています。島の周囲は約2kmで、車なら5分で一回りできてしまう大きさ。美味しい天ぷら屋さんがあり、南部ドライブの休憩にぴったりの島です。 沖縄に泊まる際は、ぜひ奥武島まで足を伸ばしてみて下さい。
橋を渡って奥武島へ
那覇から車で40分ほど、玉城村の沖合いにある奥武島。150mほどの橋を渡った正面が大人気の天ぷら屋さん。ここから右手が奥武ビーチ、左へ行くと港があります。
港には駐車場があるので、ここで車を止めて散策するのがおすすめ。港の対岸には新原ビーチや宮本亜門の家が見えます。
漁港では6月初旬頃(旧暦の5月4日)に奥武島ハーリーが行われます。白熱したハーリー船競争は必見、このときは小さな島が人であふれかえるそうです。
行列のできる天ぷら屋
島を歩いていると人は漁港と海岸にちらほらいるくらい。皆さん何やら作業中のようだけど、いたってのんびりしたムード。ただし島の入口にはる天ぷら屋さんだけは別です。ひっきりなしに車が行きかい大賑わい。メニューはさかな、イカ、いも、もずく、野菜、ウインナー、ハッシュポテト。値段は45円~55円とちょっと値上げしたようですが、でもまだ安いです。
おすすめは何といっても「もずくの天ぷら」。外はカリカリ、中はもちもちしていて非常に美味です。ちなみに天ぷらはソースをつけて食べるのが普通(?)みたいです。何もつけなくても充分に美味しいのですが。
他の飲食店は天ぷら屋の2階に食堂、近くにパーラーや魚料理のお店も並びます。漁港では干したイカも売っていました。
島の見どころ
島の中央にある「観音堂」は17、8世紀頃に漂着した唐船の乗組員を島の人が助け、手厚く看護したお礼に贈られた観音像を奉ったお堂。また海沿いの道には変わった形の大きな岩がそそり立つ「竜宮神」があります。
島の西側はビーチ(という感じではないけれど)があります。駐車場や公衆トイレがあり、海を見ながらボーッとするにはよいスポットです。
DATA
場所: | 沖縄県島尻郡玉城村奥武島 |